媒体別の手順と注意点:イベント・Web動画・SNS広告における、キャスティングの進め方・権利設定・契約のポイント
候補の探し方と選び方:タレント・インフルエンサー・専門家まで、媒体の目的に合った候補タイプと絞り込みの基準
初心者が陥りやすい失敗と対策:PR表記義務・フォロワー属性の見落とし・当日キャンセルなど、よくある失敗への対策
「プロモーションにタレントを使いたいけど、TVCMを作るほどの予算はない」「イベントのゲストに著名人を呼びたいが、どう進めればいいか分からない」「Web動画やSNS広告にタレントを出演させる手順が知りたい」——
実は、タレントのキャスティングの機会は、TVCMだけではありません。企業イベントへのゲスト登壇・YouTube等のWeb動画出演・SNS広告やタイアップ投稿など、多様な活用シーンが広がっています。そしてそれぞれの場で、手順・注意点・コストの考え方などが異なります。
この記事では、各種プロモーションを手がける広告代理店や企業、PRやマーケティング会社、自社で内製化しているインハウスのために、TVCM以外で活用頻度が高い3つの媒体(イベント・Web動画・SNS広告)のキャスティングについて、初めて担当する方でもゼロから動けるよう7ステップで解説します。各媒体ごとの固有の注意点、よくある失敗例と対策、予算感まで網羅しているので、手元に置いて実際の業務に活用してください。
タレント候補の検索には、エンタメ業界特化型プラットフォーム「CAST+(キャスタス)」が各ステップで役立ちます。ぜひ読みながらイメージしてみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません
まず押さえておきたいのが、TVCMと他媒体ではキャスティングの「目的」「コスト構造」「権利の考え方」が根本から異なるという点です。
【テレビCM】
放映期間・エリア・素材の二次利用など「権利の範囲」が複雑で、弁護士チェックが必要なレベルの契約を伴います。準備期間も3ヶ月前後が標準です。
【イベント登壇・出演】
その日限りの出演であることが多く、契約はシンプルになりやすいですが、「当日キャンセル」のリスク管理と進行台本の共有が特に重要です。タレントの"生の存在感"を活かせる分、事前のすり合わせが成否を左右します。
【Web動画(YouTube・自社サイト等)】
公開期間や二次配信(SNSへの転載等)の権利設定が重要です。CMほど複雑ではありませんが、「どこで・いつまで・どう使うか」を契約前に明確にしておかないと後でトラブルになりやすい媒体です。
【SNS広告・タイアップ投稿】
タレント・インフルエンサー本人が自分のアカウントで投稿する形式が多く、いわゆる「タレントフィー」とは異なる「投稿報酬」という料金体系になります。ステルスマーケティング(PR表記なし)は景品表示法違反となるため、必ずPR表記を明示するルールの徹底が必要です。
「テレビCM以外なら簡単に使えるはず」と思って進めると、権利の見落とし・スケジュール調整の失敗・費用の想定外な増加など、思わぬ落とし穴に直面します。媒体ごとの特性を最初に理解しておくことで、適切な準備期間と予算感を持って動けるようになります。
最初に決めるべきは「なぜタレントを使うのか」と「どの媒体で使うのか」の2点です。目的と媒体が決まって初めて、必要なタレントの種類・予算・スケジュールが見えてきます。
認知拡大:新商品・新サービスを多くの人に知ってもらいたい
ブランドイメージの向上:ブランドの世界観を体現してもらいたい
集客・動員:イベントの来場者を増やしたい
購買促進:商品を使っている姿を見せて購入を後押ししたい
話題化・バズ:SNSでシェアされる話題を作りたい
目的が曖昧なまま「なんとなく話題の人を呼ぼう」と動き出すと、その後の条件設定・候補選び・予算交渉の全てがブレます。「目的×媒体」のセットを最初に固めることが、以降の判断を一気にシンプルにします。
起用の目的(何を達成したいか)を一言で伝えられるか
使用する媒体を具体的に決めているか
目的と媒体の組み合わせに無理がないか(例:高年齢層向け認知拡大にTikTokは適切か)
社内の関係者間で目的・媒体の認識が統一されているか
目的と媒体が決まったら、次はタレントに求める「条件」を媒体の特性に合わせて設定します。CMとは異なり、媒体ごとに重視すべき条件の優先順位が変わります。
【イベント出演の場合】
トークスキル・MCスキルはあるか(一人でのトークができるか、パネルディスカッションに対応できるか)
来場者層(年齢・性別・業種)との相性
会場の雰囲気(フォーマル/カジュアル)に合う佇まいか
当日のリハーサル・打ち合わせに応じてもらえるか(タレントによっては別途費用が発生)
移動・宿泊が必要な地方開催の場合、対応可能か
【Web動画出演の場合】
カメラ映り・滑舌・表情のコントロール(撮影慣れしているか)
動画の方向性(ドラマ仕立て/インタビュー形式/商品紹介形式など)と演技スタイルの相性
公開期間・チャンネルの視聴者層との親和性
動画が将来的にSNS・広告に二次利用される可能性の有無
【SNS広告・タイアップ投稿の場合】
フォロワー数・エンゲージメント率(いいね・コメント・シェアの割合)
フォロワー層の属性(年齢・性別・趣味嗜好)がターゲットと一致しているか
投稿のトーン・世界観がブランドイメージと合っているか
過去のPR投稿の質(強引な宣伝になっていないか、フォロワーからの反応は良いか)
競合ブランドのタイアップ実績がないか
SNSタイアップ投稿で特に注意したいのが「フォロワーの質」です。 フォロワーが多くても、購入した偽フォロワーが多い場合はエンゲージメント率が極端に低くなります。候補を選ぶ際は、フォロワー数だけでなく「投稿1件あたりのいいね数÷フォロワー数」で計算できるエンゲージメント率を必ず確認しましょう(目安:1〜3%以上が健全とされています)。
使用する媒体に特有の条件(トークスキル・撮影慣れ・SNS影響力など)を設定しているか
ターゲット視聴者・参加者との相性をイメージしているか
二次利用の可能性(SNS転載・広告展開など)を想定して条件に盛り込んでいるか
SNSタイアップの場合、エンゲージメント率の確認基準を持っているか
おおよその予算感(媒体別)を設定しているか
条件が整ったら候補者集めです。TVCM案件と異なり、Web動画やSNSでは芸能事務所に所属しているタレントだけでなく、インフルエンサーや専門家(医師・料理家・ITエキスパートなど)も有力な選択肢になります。
リストアップの主な方法:
SNSで直接リサーチ:InstagramやTikTokで関連ハッシュタグを検索し、ターゲット層に刺さりそうなアカウントを探す
タレント・インフルエンサーのマッチングプラットフォームを活用:条件で絞り込んで効率よく候補を集める。CAST+では芸能タレントからインフルエンサーまで横断的に検索できます
代理店・キャスティング会社への相談:特にイベント登壇の場合、実績のある代理店に候補リスト作成を依頼するのは有効です
競合・参考事例のリサーチ:同業他社のイベントレポートやSNSタイアップ事例を調べ、実施イメージの参考にする
社内外の推薦・ブレスト:社内メンバーやクライアントからの「こういう人はどうか」という希望や要望の声を集める
「タレント」と「インフルエンサー」では窓口が異なります。 芸能事務所に所属しているタレントは、原則として所属事務所を通じた交渉になります。一方、インフルエンサーは、事務所なし・個人で活動しているケースも多く、本人のDMや問い合わせフォームへの連絡が一次窓口になることがあります。いずれの場合も、問い合わせの際には適切な窓口に「候補として検討中」であることを伝え、やりとりを進めていきましょう。
媒体に合ったタイプの候補(タレント・インフルエンサー・専門家など)の情報収集は十分か
2~3名以上の候補をリストアップできているか
各候補の「選定理由」が明確になっているか
SNSタイアップの場合、候補者のエンゲージメント率・フォロワー属性を確認しているか
候補者の窓口(事務所経由 or 個人)を把握しているか
リストアップした候補を企画や媒体の目的に合った評価基準で比較・絞り込みます。TVCMのキャスティングと同様に、感覚だけでなく客観的な基準を用いることで、社内・クライアントへの説明が容易になります。
【イベント登壇の場合に特に重視する項目】
トーク・MC実績:過去のイベント登壇・司会・講演の実績はあるか
アドリブ対応力:想定外の質問・ハプニングに対して場を保てるか(バラエティ・生放送経験が参考になる)
来場者層との親和性:「このゲストが来ると聞いて足を運びたくなるか」をターゲット視点で検討
ハレの日感:「特別な体験ができた」という印象を来場者に残せるか
【Web動画の場合に特に重視する項目】
画面映え・滑舌:動画で見たときの印象(カメラ慣れしているか)
演技・表現の幅:動画の演出方向(コミカル / 真面目 / 感情的など)に対応できるか
ブランドとの世界観の一致:動画全体のトーンとタレントのパブリックイメージが合っているか
過去の動画出演クオリティ:実際の出演動画を確認し、クオリティと評判を見る
【SNSタイアップ投稿の場合に特に重視する項目】
エンゲージメント率:フォロワー数よりも、いかに熱心なファンがいるか
投稿の自然さ:PR投稿が「押しつけがましくない」か(過去のタイアップ投稿を必ず見る)
フォロワー属性の一致度:ターゲットである顧客層と、フォロワーの年齢・性別・趣味が重なるか
過去のタイアップ先の傾向:競合ブランドや相性の悪いブランドとのタイアップ歴がないか
媒体に合った評価基準で候補を比較しているか
実際の過去出演動画・投稿・イベント登壇の様子を確認したか
最終候補を2〜3名に絞り込んでいるか
各候補のメリット・デメリットを比較資料にまとめているか
意思決定者へのプレゼン用の「選定理由」を準備しているか
候補が絞れたら、仮押さえの打診と条件提示を進めます。TVCMの案件よりも動きが速い媒体(イベント・SNSタイアップなど)が多いため、意思決定から打診までのスピードが成否を左右します。
起用媒体・活用目的(イベント登壇 / Web動画出演 / SNSタイアップ等)
実施日時・場所(イベントの場合)または公開予定日(動画・SNSの場合)
拘束時間の見込み(リハーサル含む)
報酬の目安(またはフィーレンジ)
使用する内容の概要(どんなイベント・動画・投稿か)
競合の有無や使用期間
【イベントの場合】タレントの「当日稼働内容」の細かい確認が特に重要
「登壇1時間」と思っていたのに、リハーサル・移動・衣装合わせを含めると半日稼働になるケースがあります。タレントと事務所に「全体の拘束時間」を明示した上で打診し、フィー(出演料)は拘束時間をベースに決まるという認識を共有しましょう。
【SNSタイアップ】「投稿内容の確認フロー」を最初に決めておくことが重要
企業側が確認・修正依頼できる回数・タイミングを事前に取り決めておかないと、「意図と違う内容で投稿されてしまった」というトラブルにつながります。
実施日よりも前に、仮押さえを打診しているか
打診する時に「拘束時間の見込み」を明示しているか
第二・第三候補への移行タイミングを決めているか
SNSタイアップの場合、投稿内容の確認フローを最初に合意しているか
社内承認と並行してオファーが進められる体制を整えているか
合意が得られたら、媒体の特性に応じた契約書を締結します。「口約束で進めていたら認識がずれていた」「後から追加費用を請求された」という事態を防ぐため、書面での確認は必須です。
【イベント出演契約のポイント】
出演範囲(基調講演・パネル登壇・写真撮影・サイン会など、何が含まれるか)
キャンセルポリシー(タレント側・企業側それぞれの中止条件と違約金)
当日の写真・映像の撮影・公開権(イベントレポートとして自社サイトやSNSに掲載できるか)
当日の肖像権の使用範囲(参加者によるSNS投稿をどこまで認めるか)
【Web動画出演契約のポイント】
公開期間(いつからいつまで公開できるか)
配信プラットフォームの範囲(YouTube・自社サイト・SNS・デジタルサイネージなど)
二次利用の可否(動画からの切り抜き・広告素材への転用など)
削除・修正の権利(企業側が内容を編集・削除できる条件)
【SNSタイアップ投稿契約のポイント】
PR表記の義務(「#PR」「#広告」「#タイアップ」などの明示。景品表示法上の義務)
投稿期間(いつからいつまで投稿を維持するか)
投稿内容の承認フロー(企業側が確認・修正依頼できるか、何回まで修正依頼可能か)
投稿の削除・変更条件(企業都合・タレント都合それぞれの扱い)
独占期間の有無(投稿後〇ヶ月は競合ブランドのタイアップを行わないなど)
SNSタイアップでのPR表記は法律上の義務です。 2023年10月の景品表示法改正により、いわゆるステルスマーケティング(PR表記のない広告投稿)は規制対象となっています。芸能事務所・タレント・インフルエンサー側も知っているはずですが、企業側からも必ず確認・徹底するようにしましょう。
媒体別の契約必須項目(上記)を確認しているか
イベントのキャンセルポリシーを双方で合意しているか
Web動画の公開期間・配信範囲を明文化しているか
SNSタイアップのPR表記ルールを確認・徹底しているか
法務部門・顧問弁護士のチェックを受けているか(特にイベント・Web動画)
TVCMと異なり、イベント・Web動画・SNSタイアップは「公開後・実施後のフォロー」が次の成果に直結します。単発で終わらせず、継続的な関係性・改善に繋げることを意識すると良いでしょう。
【イベント後】
来場者アンケートで「ゲスト(タレント)の満足度」を測定して本人に共有
イベントレポート記事・SNS投稿の公開(契約範囲内で)
次回イベントを想定した場合の「再起用可否・条件変更」の感触を確認
当日の映像・写真素材の整理と保管(二次利用ができるものとできないものを分ける)
【Web動画公開後】
再生数・視聴維持率・コメント内容の定期モニタリング
SNS・広告への二次展開の効果測定
動画の反応が良ければ、シリーズ化・続編制作の検討とタレントへの早期打診
公開期間終了前に「延長するか・削除するか」の判断と手続き
【SNSタイアップ投稿後】
投稿のインプレッション・エンゲージメント・リンク流入などの効果測定
タレントからのフォロワーコメントへの返信・反応の確認
フォロワーからのネガティブコメントの早期把握と対応検討
効果が高かった場合、次回タイアップへの早期打診(人気インフルエンサーはスケジュールが埋まりやすい)
特にSNSタイアップは、投稿後のエンゲージメントデータが次回以降の「どのタレント・インフルエンサーと組むべきか」の判断に直結します。データを蓄積することで、キャスティングの精度が回を追うごとに高まっていきます。
媒体別の効果測定指標(KPI)を事前に設定しているか
公開・実施後のモニタリングの頻度を決めているか
二次利用できる素材とできない素材を整理しているか
次回につながるフォローアクション(再起用打診・シリーズ化等)を検討しているか
原因:インフルエンサー側に「PR表記をする」という認識があったが、具体的な表記方法(「#PR」「#広告」「#タイアップ」のどれか)を事前に確認しておらず、曖昧な表記になってしまった
対策:契約書に「PR表記の具体的な文言と配置場所(キャプション冒頭など)」を明記する。投稿前に必ず企業側がプレビューを確認するフローを設ける
原因:制作スケジュールの遅延により、台本の最終版が当日朝の共有になってしまった。タレント・事務所との確認が不十分なまま本番を迎えた
対策:可能な限り早い段階で台本を共有し、事務所経由で「内容の確認・懸念点の洗い出し」ができる時間を設ける。直前変更が発生した場合は個別に電話連絡で確認
原因:Web動画の契約に「競合に関する条項(競合他社への出演NG期間)」を設定していなかった
対策:Web動画でも「競合NG期間」を契約書に明記する。例えば「公開から〇ヶ月間は同カテゴリ商品・競合社への出演を控える」という条項を標準的に盛り込む
原因:フォロワー数だけを確認し、実際のフォロワー属性(年齢・性別・地域)を分析しないまま起用した。実際は10〜20代男性が大半で、ターゲットの30代女性には届かなかった
対策:SNSタイアップ前に「フォロワー属性データ(年齢・性別・地域の分布)」を事務所またはインフルエンサー本人から提供してもらう。提供できない場合は候補から外すことも検討する
【小規模予算:〜100万円程度】
SNSタイアップ投稿(フォロワー1〜10万人規模)が最もコスパが高い
地域密着型のタレントや、特定分野の専門家インフルエンサーの活用
Web動画はスマホ撮影・セルフ収録スタイルで制作コストを圧縮
CAST+で「予算内で対応可能なタレント」を条件検索すると候補が見つかりやすい
【中規模予算:100万〜500万円程度】
中規模イベントへのタレント登壇(地方局・地域密着タイプの著名人)
YouTube等のWeb動画に俳優や中堅タレントを起用
SNSタイアップ(フォロワー10〜100万人規模)
複数媒体(動画+SNS)の連動展開が視野に入る
【大規模予算:500万円〜】
大規模イベントへのトップタレント・著名人登壇
ブランドアンバサダー契約によるSNS・動画・イベントのクロスメディア展開
著名インフルエンサーの長期起用・独占タイアップ
職種・用途別のタレント検索:「俳優・女優・タレント」「お笑い」「文化人」など、職種からタレントを絞り込めます。事務所を横断的に探せるのがCAST+の強みです。
詳細条件でのフィルタリング:出身地・過去の出演ジャンルなどでフィルタリングが可能です。また、フリーワード検索を使えば、特定のキーワードでタレントを検索することができます。
候補の一元比較:複数の候補を「お気に入り」に登録することで、比較・検討が容易になります。画像・動画・ボイスサンプルの登録もあるため、複数の事務所に問い合わせる手間が省けます。
オファー・エントリー管理:仮押さえの打診から契約交渉の進捗まで、プラットフォーム上で一元管理できます。媒体ごとに並行して複数の案件を抱えがちという方も、業務の整理がしやすくなります。
CM・イベント・Web動画・SNSと媒体が増えるほど、候補探しのルートも複数に分散しがちです。CAST+では用途ごとに1つのプラットフォームで候補を探せるため、担当者が複数の案件を掛け持ちで担当していても情報を一箇所に集めることができます。
イベント用候補・SNSタイアップ候補・Web動画候補をバラバラに管理していると、選考や提案時に混乱しがちです。CAST+では企画ごとに候補リストを整理して比較できるため、素早い判断をサポートします。
キャスティングというと、知名度の高いタレントが候補の中心になりがちです。CAST+では有名なタレント・無名ながらも実力と実績が豊富なタレント・ネクストスターなど、多様な才能に出会うことができます。
キャスティング(イベント・Web動画・SNS広告)は、目的や媒体に応じて異なる手順・条件・権利設定が必要です。この記事で紹介した7ステップを振り返りましょう。
ステップ① 起用目的と媒体を明確にする
ステップ② 媒体別の条件を設定する(トークスキル・エンゲージメント率など)
ステップ③ タレント・インフルエンサー・専門家まで幅広く候補を集める
ステップ④ 媒体別の選定基準で客観的に絞り込む
ステップ⑤ 媒体ごとの適切なタイミングで仮押さえと条件提示を進める
ステップ⑥ 媒体別の権利設定を明文化する(特にPR表記・Web動画の公開期間)
ステップ⑦ 公開・実施後の効果測定とフォローで次回に繋げる
CAST+(キャスタス)なら、職種や事務所を超えた候補者探し・比較・オファー・エントリーの管理をワンストップで行えるため、複数の施策を同時進行することが多いマーケティングやプロモーション担当者の業務効率化に直結します。
「TVCM以外のキャスティングは簡単そう」と思われがちですが、媒体ごとの固有の落とし穴を知った上で進めることが、失敗のない安心なキャスティングへの近道です。この記事を手元に置きながら、ぜひ次の施策に活かしてください。
A. 一般的にはCMの方が高くなる傾向があります。CMは放映期間・エリア・媒体の広さに応じて権利料が積み上がるためです。イベント出演は基本的に「当日の拘束時間×人気度」で決まることが多く、CMに比べてシンプルな料金体系です。ただし大規模イベントへのトップタレント登壇は数百万円以上になるケースもあります。
A. 問題ありません。ただし個人インフルエンサーの場合、契約書の締結・税務処理(源泉徴収の扱い)・トラブル時の対応などを自社で直接行う必要があります。事務所経由と比較して交渉は直接的ですが、契約書の取り交わしは必ず行い、口約束で進めないことが重要です。
A. 契約書に定めた「キャンセルポリシー」に基づいて対応します。タレント側の事情によるキャンセルの場合、違約金が発生するケースもあります。また重要なゲストには必ず「代替案(第二候補)」を事前に用意しておくことが現場のリスク管理の基本です。
A. 契約書に「SNS広告への二次利用」の権利が含まれていれば可能です。含まれていない場合は追加交渉が必要で、別途費用が発生するのが一般的です。将来的に広告転用の可能性がある場合は、最初の契約に盛り込んでおくことを強く推奨します。
A. 消費者庁のガイドラインでは「一般消費者が広告と認識できる形」での表記が求められています。具体的にはキャプションの冒頭に「#PR」「#広告」「#タイアップ」などの明示が推奨されます。文末や大量のハッシュタグの間に埋もれた形では「分かりにくい」として問題になるケースがあります。
A. いくつかのアプローチがあります。
①起用媒体・期間・地域を限定して権利料を抑える、②イベントの「ゲスト登壇」ではなく「囲み取材(短時間の対応)」に絞る、③複数企業でコストをシェアする共催イベント形式にする、などです。また、現在は知名度がそれほど高くないが今後期待できる「次世代タレント」を早期に起用することで、費用を抑えながら独自性を出す方法もあります。
A. CAST+(キャスタス)では、オファーだけでなく、オーディションを行うこともできます。案件の内容を登録して公開することで、複数の事務所からのエントリーを受けることができます。あらかじめ予算や条件を公開して募集できるので、後々の調整業務の負担を軽減することができます。
まだ見ぬ才能との出会いも期待できます。