💡 この記事でわかること
・広報部がタレントを起用する目的と、広告(CM起用)との違い
・新商品発表会・SNS企画・採用広報など、広報でのタレント活用6シーンと成功事例
・手配ルート4つの比較と、短期間で候補を集める効率的なキャスティング手法
※本記事の事例は公開情報をもとに紹介しています。
「新商品の発表会を開いても、記者がなかなか集まらない」「プレスリリースを配信しても、掲載につながらない」。広報担当者なら、一度はこうした壁にぶつかったことがあるのではないでしょうか。
その打ち手のひとつが、タレントの起用です。タレントは、企業の発信を「ニュース」に変えるきっかけになります。しかも広報でのタレント起用は、年間契約のCMとは違い、発表会1回、SNS動画1本といったスポットの依頼で成立します。大企業だけの選択肢ではありません。
この記事では、広報部がタレントを起用する目的と6つの活用シーン、大企業から中小企業までの成功事例、そして手間とコストを抑える効率的なキャスティング手法を解説します。
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広報部がタレントを起用する目的は、企業の発信を「メディアが取り上げたくなる話題」に変えることです。商品そのものを宣伝する広告とは、考え方も契約の形も異なります。
タレント起用と聞くと、テレビCMの「イメージキャラクター」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし広報でのタレント起用は、それとはまったく別物です。
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| 比較項目 | 広告(CM・宣伝)での起用 | 広報(PR)での起用 |
|---|---|---|
| 目的 | 商品・ブランドを直接訴求する | メディアに取り上げてもらう話題をつくる |
| 情報の伝わり方 | 自社が枠を買って届ける | 記事・番組・SNSで第三者が伝える |
| 契約の形 | 半年〜1年単位の年間契約が中心 | 発表会1回、撮影1日などのスポット契約が中心 |
| 費用感 | 数百万〜数千万円規模 | 数万円〜数百万円と幅広い |
| 主な担当部署 | 宣伝部・マーケティング部 | 広報部・PR担当 |
広報での起用は単発の依頼で成立するため、年間のCM予算がない企業でも検討できます。「タレント起用は大企業のもの」という思い込みを外すことが、最初の一歩です。
① 取材に来るメディアの幅が広がる
通常の記者発表会に来るのは、経済部や業界紙の記者が中心です。タレントが登壇すると、テレビ局の芸能班やエンタメ系のウェブメディアも取材に加わります。企業の記者会見は報道の記者が取材する一方、芸能人が出る会見には芸能ニュース専門のチームが別に来ることで、情報を拡散するメディアの幅が広がることが期待できます。
② ネットニュースとSNSで二次拡散される
タレントの発言や写真は、ネットニュースやSNSで繰り返しシェアされます。タレント本人やファンのアカウントで話題になれば、企業の公式アカウントだけでは届かない層にも情報が広がります。
③ 企業や商品に「親しみ」と「信頼」が生まれる
よく知られた人物が商品を手に取り、自分の言葉で語ることで、企業の情報に人の温度が加わります。特に知名度がまだ低い企業や新しいサービスほど、この効果は大きくなります。
ただし、タレントを呼べば必ず商品が報道されるわけではありません。報道の中心がタレントの話題に偏ることもあります。この点は「4. 広報担当者がつまずきやすい5つの失敗」で詳しく解説します。
広報の仕事の中で、タレント起用が効果を発揮しやすい場面を6つに整理しました。まずは一覧で全体像をつかみ、自社の予定と重なるシーンから読んでみてください。
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| No. | シーン | 主な目的 | おすすめの起用形態 |
|---|---|---|---|
| 1 | 新商品・新サービス発表会 | メディア露出、発売時の話題づくり | ゲスト登壇、MC |
| 2 | PRイベント・体験イベント | 一般消費者との接点づくり、SNS拡散 | トークショー、体験デモ |
| 3 | 周年・リブランディングの発表 | 企業の節目を印象づける | スペシャルゲスト、記念動画への出演 |
| 4 | SNS・オウンドメディアの企画 | 継続的な情報発信、ファンづくり | 対談、インタビュー、動画出演 |
| 5 | 採用広報 | 学生・求職者への認知拡大 | 採用動画、説明会のMC・ゲスト |
| 6 | 地域・CSR広報 | 地域とのつながり、社会貢献の発信 | 地元出身タレント、アンバサダー |
広報でのタレント起用として、最も一般的なのが記者発表会です。タレントの登壇があるだけで、来場するメディアの数と種類が大きく変わります。
演出アイデア:商品説明のパートと、タレントのトーク・フォトセッションのパートを分ける「二部構成」がおすすめです。商品と関係の深いエピソードを話せるタレントを選ぶと、報道でも商品名が残りやすくなります。
商業施設やポップアップストアで、一般の来場者に商品を体験してもらうイベントです。タレントの登場は集客の起爆剤になり、来場者によるSNS投稿も生まれます。
演出アイデア:タレントが実際に商品を試す「体験デモ」を取り入れると、写真や動画に商品が自然に映り込みます。報道用の写真でも、商品が主役になりやすい演出です。
創業◯周年や新しいロゴ・ブランドの発表は、企業にとって数年に一度の発信の機会です。社内外に節目を印象づけたい場面で、タレントの起用が検討されます。
演出アイデア:会社の歴史と重なる経歴を持つタレントや、新しいブランドの世界観に合う人物を選ぶと、起用の理由がそのままニュースのストーリーになります。社内向けの周年イベントについては、社内イベントにタレントを呼ぶと何が変わる?で詳しく紹介しています。
メディアに取り上げてもらうだけでなく、自社のSNSやオウンドメディアで発信する企画にもタレントを起用できます。社長とタレントの対談記事や、タレントが商品を使うショート動画などが代表例です。
演出アイデア:1回の撮影で、記事用の写真・ショート動画・インタビュー音声など複数の素材をまとめて制作すると、費用対効果が高まります。ただし、各素材の使用媒体と期間は事前に契約で決めておきましょう。
知名度で大手に負けがちな企業ほど、採用広報でのタレント起用は効果的です。採用動画への出演や、会社説明会のMC・ゲストなどの形で活用されます。
演出アイデア:学生にとって身近な若手俳優やタレントが社員にインタビューする企画は、会社の雰囲気を自然に伝えられます。台本を読ませるより、タレントの素直なリアクションを活かす構成が向いています。
地域貢献や社会貢献の取り組みを発信する場面では、その土地にゆかりのあるタレントの起用が効果的です。地方紙やローカル局に取り上げてもらいやすくなります。
演出アイデア:地元出身のタレントを「アンバサダー」として起用し、1年間の取り組みに継続的に関わってもらう方法もあります。地域イベントでのタレント選定については、地域活性化イベントの企画書、タレント選定で差をつける方法とはもあわせてご覧ください。
広報・PRでタレントを起用した事例を、話題になった大企業のケースと、中堅・中小企業でも参考にしやすいケースに分けて紹介します。
伊藤園「お〜いお茶」:国内の発表会を海外にも発信(2025年)
伊藤園は2025年1月、グローバルアンバサダーの大谷翔平選手を軸に、MLBおよびLAドジャースとのパートナーシップ契約を発表するPRイベントを都内で開きました。記者を招いた会場での開催に加え、YouTubeやXでライブ配信を行い、日米同時に中継しています。広報部によると、狙いは海外での認知がまだ低い「お〜いお茶」のグローバル展開を加速させることでした。国内開催のイベントでありながら、海外でも多くの露出を得た事例です。(出典:AdverTimes.)
Kenvue「リステリン」:記者発表会を「授業」に仕立てる(2025年)
マウスウォッシュ「リステリン」は2025年6月、ポケモンのオリジナルパッケージ発売を記念して、アンバサダーの藤本美貴さんを迎えた記者発表会を開きました。会場には廃校となった中学校を活用した施設を選び、プログラムを「1時間目」「2時間目」と学校の授業になぞらえて構成しています。若い世代や子どもにも歯周病が増えているという課題を示したうえで、藤本さんと歯科衛生士が仕上げ磨きの大切さを伝え、オーラルケアに悩む4組の家族も参加しました。タレントの話題と、商品が解決する課題がひとつの場面に収まるよう設計された発表会です。(出典:AdverTimes.)
これらの事例から真似したいのは、有名人を呼ぶことそのものではありません。「何を発表するのか」というニュースの中身があり、タレントがその中身と結びついているという設計です。伊藤園なら海外展開と大谷選手、リステリンなら子育て世代のオーラルケアと藤本さん、という組み合わせが、報道に企業の情報を残しています。
給湯器販売会社:「発表するニュースがない」状態から204媒体の露出へ
ある給湯器販売会社は、企業の認知を高めるためにPRイベントを計画しました。決まっていたのはお笑いグループ・ダチョウ倶楽部の起用だけで、新たに発表するニュースはありませんでした。そこで、ダチョウ倶楽部を「給湯器アンバサダー」に任命する就任イベントとして企画し、代表的な芸である熱湯風呂を「水風呂ドッキリ」にアレンジして披露してもらいました。その結果、情報番組を含むテレビ10番組、新聞11媒体、Web183媒体に取り上げられ、広告換算額は約2億4,000万円になったといいます。(出典:株式会社コミュニケーションデザイン)
人材サービス会社:共感を生むキャスティングで1か月に約110媒体へ露出
就業支援メディアを運営する人材サービス会社は、サービスの認知拡大と「女性の働き方支援」というブランドづくりを目的に、記者発表会を開きました。ターゲット層と親和性の高いタレントを起用し、時流を反映したトークセッションや子ども記者による質問など、テレビ映えする演出を取り入れています。発表から1か月で、テレビ・新聞・雑誌・Webなど計約110媒体に露出し、広告換算額は3.8億円を超えたとされています。(出典:株式会社MOPS)
どちらの事例も、全国規模の大型キャンペーンではなく、1回の発表会やイベントから大きな露出につなげています。「アンバサダー就任」というニュースをつくる、ターゲットに近いタレントを選ぶといった工夫しだいで、知名度がまだ高くない企業でも十分に戦えることがわかります。
1. ニュースの中身がある
新商品や新契約など、伝えたい発表内容がある。なければ「アンバサダー就任」のように、発表の場そのものをつくっている
2. タレントと商品・企業に接点がある
起用の理由を一言で説明でき、それ自体がニュースのストーリーになっている
3. メディアが使いやすい「画」を用意している
体験デモ、授業形式、タレントの芸を活かした演出など、商品とタレントが一緒に映る場面を設計している
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広報でのタレント起用には、社内イベントや広告とは違う落とし穴があります。よくある失敗と対策を5つ紹介します。
状況:翌日の情報番組にタレントは映ったものの、紹介は「イベントに登場した」という内容が中心で、商品は背景のパネルに映っただけだった。
対策:タレントに商品を実際に使ってもらう、商品にまつわるエピソードを話してもらうなど、「タレントの話題=商品の話題」になる構成を考えます。このポイントを押さえないと、タレントの登場そのものを伝える「単なる芸能ニュース」になってしまう懸念があります。
状況:商品を取材したい経済記者と、タレントを撮りたい芸能メディアが同じ会場に集まり、進行をめぐって双方から不満が出た。
対策:「タレントが登場します」と案内した以上、芸能メディアはタレントの取材ができることを前提に来場します。商品説明とタレントのフォトセッション・囲み取材の時間を分けた二部構成にし、それぞれの取材時間を案内状に明記しておきましょう。
状況:発表会の写真を自社のSNSや採用サイト、店頭POPにも使おうとしたところ、契約外の使用にあたるとして追加費用が発生した。
対策:自社サイト、SNS、オウンドメディア、販促物、採用活動など、使いたい媒体と期間を最初の条件交渉で伝えます。広報での起用は「1回の出演」でも、素材の二次利用で効果が大きく変わります。
状況:起用したタレントの不祥事が報じられ、発表会の記事や公開済みの動画をどう扱うかで社内が混乱した。
対策:契約時に、不祥事が起きた場合の素材の取り下げや費用の扱いを確認しておきます。社内でも、緊急時に誰が何を判断するかを決めておくと、初動が早くなります。
状況:掲載はたくさん出たものの、上司に「それで何が変わったのか」と聞かれ、答えられなかった。
対策:掲載数・来場媒体数だけでなく、公式サイトへのアクセス、指名検索数、問い合わせ数、採用応募数など、目的に合わせた指標を企画段階で決めておきます。次の企画で予算を取るためにも、数字で振り返ることが大切です。
広報でのタレント起用の費用は、タレントの知名度と「何をどこまで依頼するか」で大きく変わります。起用の形ごとに、費用の目安を整理しました。
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| 起用の形 | 依頼内容のイメージ | 出演料の目安 |
|---|---|---|
| 発表会・PRイベントのMC | 進行、タレントや登壇者への質問 | 数万円〜30万円程度 |
| 地域密着型タレント・ 若手俳優のゲスト出演 |
発表会や体験イベントへの登壇、トーク | 数万円〜50万円程度 |
| SNS・オウンドメディアの 企画出演 |
対談記事、ショート動画、インタビュー | 10万円〜100万円程度 |
| 採用動画・ 会社紹介動画への出演 |
撮影1日、社員へのインタビュー役など | 10万円〜100万円程度 |
| テレビで活躍する 中堅タレントのゲスト出演 |
発表会のトーク、フォトセッション | 50万円〜150万円程度 |
| 全国区の人気タレントの ゲスト出演 |
大規模な発表会、PRイベントへの登壇 | 150万円以上 |
※あくまで一般的な目安です。実際の金額は、拘束時間・素材の使用範囲・事務所との交渉によって決まります。
※出演料のほかに、交通費・宿泊費・ヘアメイク費・スタイリスト費などがかかる場合があります。
1. 拘束時間と役割を絞る
「発表会の後半30分のトークとフォトセッションのみ」など、出演の範囲を絞ると費用を抑えられます。
2. 1回の撮影で複数の素材をつくる
発表会の当日に、SNS用のショート動画やオウンドメディア用のインタビューもまとめて撮影すれば、別日に依頼するより効率的です。使用範囲は事前に契約へ盛り込みましょう。
3. 知名度より「商品との相性」で選ぶ
全国区の知名度がなくても、商品のターゲット層に支持されているタレントや、地元で親しまれているタレントのほうが、報道でもSNSでも話題が商品に結びつきやすくなります。
タレントのタイプ別の出演料の考え方や、出演料以外にかかる費用の詳細は、企業イベントでタレントを起用するには?費用相場・手配の流れ・よくある失敗まで徹底解説で詳しく解説しています。
広報担当者は、メディア対応やリリース作成など多くの業務を抱えています。タレントの手配にかけられる時間は限られているため、目的に合ったルートを選び、手順を決めて進めることが効率化の近道です。
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| 比較項目 | PR会社・広告代理店経由 | キャスティング会社 | 芸能事務所に直接 | CAST+(キャスタス) |
|---|---|---|---|---|
| 向いているケース | 発表会の企画・運営からまとめて任せたい | 予算に余裕があり、人選を任せたい | 起用したい人物がすでに決まっている | 複数の候補を短期間で比較したい |
| 費用 | 出演料+企画・運営費・手数料 | 出演料+手数料 | 出演料のみ | 登録・利用ともに無料(出演料のみ) |
| 候補探しのスピード | 依頼先の提案次第 | 依頼先の提案次第 | 事務所ごとの個別連絡で時間がかかる | 案件掲載後、複数の事務所からエントリーが届く |
| 候補の幅 | 依頼先のネットワーク次第 | 依頼先のネットワーク次第 | その事務所の所属者のみ | 審査済みの事務所を横断して検索・比較できる |
| 広報担当者の工数 | 少ない | 少ない | 多い | 少ない(やり取りはチャットで一元管理) |
大型の発表会を企画から任せたい場合はPR会社、起用したい人物が決まっている場合は事務所への直接連絡が向いています。一方で「予算は限られているが、候補は自分たちで比べて選びたい」という広報担当者には、マッチングプラットフォームが効率的です。
ステップ① 広報の目的とKPIを決める
「新商品の認知を広げたい」「地元紙に取り上げられたい」「採用応募を増やしたい」など、目的によって選ぶべきタレントは変わります。掲載数、サイトへのアクセス、問い合わせ数など、振り返りに使う指標もここで決めておきます。
✅ ステップ①のチェックリスト
□ 誰に、何を伝えたいかを一文で言えるか
□ 取り上げてほしいメディア(全国紙、地方紙、業界紙、ネットメディアなど)を決めたか
□ 効果を測る指標を決めたか
ステップ② 起用条件を言語化する
役割(ゲスト・MC・動画出演など)、商品や企業との接点、ターゲット層との相性、SNSでの発信力の要否を整理します。条件が具体的なほど、候補探しが早くなります。
✅ ステップ②のチェックリスト
□ 依頼する役割と拘束時間を決めたか
□ 「なぜこの人なのか」を説明できる条件になっているか
□ 出身地・年齢層・雰囲気などの希望を整理したか
ステップ③ 複数の候補を同時に集めて比べる
第一候補だけで進めると、スケジュールが合わなかったときに企画全体が止まります。最低でも2〜3名の候補を同時に集め、費用・条件・相性を比べられる状態にしておきましょう。
✅ ステップ③のチェックリスト
□ 2〜3名以上の候補がいるか
□ 候補ごとの費用と条件を一覧で比べられるか
□ 優先順位を決めているか
ステップ④ 使用範囲・二次利用・NG事項を条件に明記する
写真や動画を使う媒体と期間、SNSでの告知の有無、競合商品との関係など、広報ならではの条件を打診の段階で伝えます。後から追加すると、費用が上がったり、交渉がやり直しになったりします。
✅ ステップ④のチェックリスト
□ 素材を使う媒体と期間を伝えたか
□ タレント本人のSNSでの告知を依頼するか決めたか
□ 不祥事が起きた場合の扱いを確認したか
ステップ⑤ 露出の結果を測り、次に活かす
掲載数や広告換算額だけでなく、ステップ①で決めた指標で振り返ります。結果を社内に共有しておくと、次回の予算確保にもつながります。
✅ ステップ⑤のチェックリスト
□ 掲載メディアと掲載内容を記録したか
□ サイトへのアクセスや問い合わせの変化を確認したか
□ 次回に向けた改善点をまとめたか
打診のタイミングや契約時の確認項目など、手配の基本的な流れは企業イベントでタレントを起用するには?の「初めてでも動ける6つの手順」もあわせてご覧ください。
CAST+(キャスタス)は、審査済みの芸能事務所とキャスティングを行う企業をつなぐ、エンタメ業界特化型のマッチングプラットフォームです。一般企業も審査を経て直接登録でき、登録・利用は無料です。発表会やSNS企画のたびに芸能事務所を1社ずつ探して連絡する手間なく、条件に合うキャストを探せます。
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| 使い方 | 向いているケース | 広報での例 |
|---|---|---|
| 案件を掲載して エントリーを待つ |
日程と条件が決まっていて、幅広く候補を集めたい | 新商品発表会のゲスト、PRイベントのMC |
| 条件で検索して オファーする |
出身地や雰囲気など、求める人物像がはっきりしている | 地元出身の俳優、採用動画の出演者 |
事務所とのやり取りは、CAST+内の専用チャットで一元管理できます。複数の事務所と同時に条件をすり合わせても、連絡が散らばりません。初めてで使い方が分からない場合も、運営事務局の無料サポートを受けられます。
案件を掲載するときに入力する必須項目は、次の8つです。新商品発表会のゲストを募集する場合の記入例を紹介します。
案件タイトル
新商品発表会のスペシャルゲスト(トーク&フォトセッション)
募集する役柄・応募条件
新しい調味料シリーズの発表会に登壇し、商品の試食とトークを行っていただける方。料理好きで、30〜40代の女性に親しまれている方を希望。当日の写真・動画は自社サイト・公式SNSで1年間使用予定
募集人数
1名
性別
性別問わず
日時
3月〇日(火)13:00〜16:00(リハーサル13:00〜、本番14:00〜15:00、囲み取材含む)
集合場所(イベント会場)
東京都内のイベントスペース
報酬(税抜記載)
〇万円(税抜・交通費別途)
選考方法
書類のみ
記入例のポイントは、写真・動画の使用媒体と期間を「応募条件」に、囲み取材を含めた拘束時間を「日時」に書いておくことです。広報案件ならではの条件を最初に示しておくと、条件の合う事務所からエントリーが集まり、後の交渉もスムーズになります。
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広報でのタレント起用は、年間のCM契約がなくても、発表会1回やSNS動画1本から始められます。この記事のポイントを振り返ります。
・広報でのタレント起用の目的は、企業の発信を「メディアが取り上げたくなる話題」に変えること
・新商品発表会、PRイベント、周年、SNS企画、採用広報、地域・CSR広報の6つのシーンで活用できる
・成功事例に共通するのは、ニュースの中身が先にあり、タレントと商品・企業に接点があること
・芸能メディアへの対応、素材の使用範囲、不祥事への備え、効果測定は、企画段階で押さえておく
・複数の候補を同時に集めて比べることが、短期間で最適な人選をするための近道
「次の発表会で、もっとメディアに来てほしい」と考えたら、まずは自社の発表内容と相性のよいタレント像を言葉にするところから始めてみてください。CAST+なら、案件を掲載するだけで、条件に合うキャストを抱える芸能事務所から候補が集まります。
Q1. 中小企業の広報予算でも、タレントは起用できますか?
A. 起用できます。発表会のMCや、地域で活躍するタレント・若手俳優のゲスト出演であれば、数万円〜数十万円の予算でも検討できます。拘束時間と役割を絞ることで、費用を抑えやすくなります。
Q2. 記者発表会に呼ぶなら、タレントとMC、どちらが効果的ですか?
A. 目的で選びましょう。メディアの来場数や話題性を高めたいならゲストのタレント、進行の質を上げて商品をしっかり伝えたいならプロのMCが向いています。予算が許せば、MCとゲストを組み合わせるのもおすすめです。
Q3. 発表会の写真を、自社のSNSやオウンドメディアに使えますか?
A. 事前に事務所と合意していれば使えます。使用する媒体と期間を最初の条件交渉で伝え、契約に盛り込んでおきましょう。後から追加すると、別途費用がかかることがあります。
Q4. タレント起用の効果は、どう測ればいいですか?
A. 来場媒体数や掲載数に加え、公式サイトへのアクセス、商品名や社名の検索数、問い合わせ数、採用応募数など、目的に合った指標を企画段階で決めておくのがおすすめです。
Q5. 起用したタレントに不祥事が起きたら、どうなりますか?
A. 契約の内容によって対応が変わります。公開済みの素材を取り下げるか、費用をどう扱うかなどを、契約時に事務所と確認しておきましょう。社内で判断する担当者を決めておくことも大切です。
Q6. CM契約をしていないタレントでも、PRイベントに出演してもらえますか?
A. 出演してもらえます。発表会やPRイベントへの出演は、1回ごとのスポット契約で依頼するのが一般的です。ただし、競合する商品のCMに出演しているタレントは避けるなど、契約状況の確認は必要です。
Q7. 何か月前から準備すればいいですか?
A. 小規模な発表会やSNS企画でも1〜2か月前、大規模な発表会なら3か月以上前に打診を始めるのが目安です。人気のタレントほどスケジュールが埋まりやすいため、早めに動きましょう。
Q8. 地元出身のタレントを探す方法はありますか?
A. 地域の芸能事務所に問い合わせる方法のほか、CAST+では出身地などの条件でキャストを検索できます。エリアごとの芸能事務所は、北海道・東北ロケならここ!地元に強い芸能事務所一覧などのシリーズ記事でも紹介しています。
Q9. タレント本人のSNSで告知してもらうことはできますか?
A. 依頼できる場合があります。ただし、SNSでの告知は出演とは別の条件として扱われることが多いため、投稿の有無や回数を最初の打診で伝え、費用も含めて事務所と相談しましょう。
Q10. CAST+は一般企業でも使えますか?
A. はい。一般企業も審査を経て直接登録でき、登録・利用は無料です。案件を掲載すれば、条件に合うキャストを抱える芸能事務所からエントリーが届きます。初めての方でも、運営事務局の無料サポートを受けられます。
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出典一覧
AdverTimes.「日本開催のPRイベントが海外でも露出多数『お~いお茶』グローバル戦略」
AdverTimes.「リステリン、藤本美貴が子どもたちとオーラルケアを学ぶ授業を開催」
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【ご注意事項・免責事項】
※本記事は2026年10月時点で各社が公式発表した公開情報および取材記事・書籍等の公表資料をもとに、記事執筆者・CAST+編集部が作成した情報提供コンテンツです。
※紹介している成功事例の数値(露出媒体数・広告換算額等)は、各公表資料に基づく実績値であり、将来の成果を保証するものではありません。
※実際のタレント起用・契約にあたっては、肖像権・使用媒体・二次利用期間・競合排他条件等を所属事務所またはキャスティング窓口へ必ずご確認の上、ご自身の判断で行ってください。