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ショートドラマ化して採用SNSをバズらせたい!予算とイメージにマッチした俳優のキャスティング方法とは?

2026年10月15日更新

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💡 この記事でわかること

・採用SNSで「ショートドラマ」が成果を出しやすい理由と、採用で使いやすい企画パターン

・社員出演と俳優起用の違い、制作費・出演料の目安

・予算と作品のイメージに合う俳優を、効率よくキャスティングする方法

※本記事の調査データは公開情報をもとに紹介しています。

「採用アカウントを立ち上げたけれど、再生数がなかなか伸びない」「社員に出演をお願いし続けるのも、そろそろ限界かもしれない」。採用SNSを担当していると、こうした悩みに行き当たることがあります。

そこで注目されているのが、採用SNSのショートドラマ化です。職場の「あるある」や仕事のやりがいを短いドラマにすることで、求職者に最後まで見てもらいやすくなります。ただし、ドラマの出来を大きく左右するのが、誰が演じるかという出演者選びです。

この記事では、採用ショートドラマが選ばれる理由と企画パターン、社員出演と俳優起用の比較、予算の目安、そして予算とイメージに合う俳優を効率よくキャスティングする方法を解説します。


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1. 採用SNSで「ショートドラマ」が選ばれる理由

採用ショートドラマが選ばれる理由は、求職者に「最後まで見てもらい、続きを見に来てもらえる」からです。会社の情報を一方的に伝える動画とは、見られ方そのものが違います。

1-1. 採用ショートドラマとは

採用ショートドラマとは、TikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなどに投稿する、30秒〜3分程度の縦型ドラマのことです。新入社員の奮闘、職場の「あるある」、先輩とのやり取りなどを短いストーリーにし、シリーズとして継続的に配信するのが一般的です。

ショートドラマそのものも、すでに多くの人に見られるコンテンツになっています。2026年5月に公表された調査では、ショートドラマの認知度は91.6%、視聴経験者は75%でした。視聴に使うプラットフォームはTikTokが42.4%で最も多くなっています。(出典:コマースピック(株式会社CREAVE・ガイアックスの調査))

1-2. 採用に効く3つの理由

① 続きが気になって、最後まで見られる

同じ調査では、続きの話を見た理由として約9割が「続きの展開が気になるから」と答えています。ストーリーがあることで、会社紹介の動画では離脱されがちな求職者にも、最後まで見てもらいやすくなります。

② 仕事や職場の空気を「疑似体験」できる

日常の小さな出来事や気持ちの揺れを描くショートドラマは、見る人が自分の経験と重ねやすいのが特徴です。求職者は、主人公を通じて「この会社で働く自分」を想像できます。

③ シリーズ化でフォロワーが育ち、応募の母集団になる

登場人物やストーリーが続くことで、アカウントをフォローして次の話を待つ人が増えていきます。すぐに応募しない層とも接点を持ち続けられるため、将来の応募者を育てる場になります。

1-3. 社員インタビュー動画との違い

比較項目 社員インタビュー動画 採用ショートドラマ
主な目的 会社や仕事内容を正確に伝える 共感を生み、会社に興味を持ってもらう
見られ方 応募を検討している人が、調べて見る おすすめ欄で偶然出会った人が、続けて見る
拡散のしやすさ 低い 高い(シェア・コメントが生まれやすい)
尺 3〜10分程度 30秒〜3分程度
制作の手間 撮影は比較的シンプル 脚本・演技・編集の作り込みが必要

どちらが優れているかではなく、役割が違います。ショートドラマで興味を持ってもらい、採用サイトや社員インタビューで詳しく知ってもらう、という組み合わせが効果的です。


2. 採用ショートドラマの企画パターン5選

採用ショートドラマの企画は、いくつかの「型」から選ぶと考えやすくなります。ここでは、採用で使いやすい5つのパターンと、それぞれのキャスティングのポイントを紹介します。

パターン 内容 求職者に伝わること 向いている採用
1. 新人成長ストーリー 入社1年目の主人公が失敗しながら成長する 教育体制、先輩の支え、成長できる環境 新卒・第二新卒の採用
2. 職種あるある 営業、販売、エンジニアなどの日常の「あるある」 仕事内容のリアル、1日の流れ 職種別の採用
3. 先輩×後輩の掛け合い 名物コンビのやり取りをシリーズで描く 職場の人間関係、雰囲気 アカウントのファンづくり
4. お客様とのエピソード 仕事を通じたお客様との交流や感謝 仕事のやりがい、社会とのつながり 接客・サービス・営業職の採用
5. 本音ドラマ 仕事の厳しさと、それでも続ける理由を正直に描く 仕事の大変さと覚悟、やりがい ミスマッチを防ぎたい採用

パターン1. 新人成長ストーリー

入社したばかりの主人公が、失敗や戸惑いを経験しながら少しずつ成長していく物語です。「入社後の自分」を想像しやすく、新卒採用と特に相性のよいパターンです。

企画例:初めての電話対応で固まる新人を、先輩がさりげなくフォローする。翌週、同じ場面で新人がひとりで対応できるようになっている。

キャスティングのポイント:主人公は、ターゲットの求職者と同世代に見える若手俳優が向いています。視聴者が「自分と同じ」と感じられる、親しみやすさを重視しましょう。

パターン2. 職種あるある

職種ごとの「あるある」を短いドラマにするパターンです。1話完結で作りやすく、仕事内容を具体的に伝えられます。

企画例:営業職の「アポの5分前に資料の誤字に気づく」、エンジニアの「『ちょっとした修正』が全然ちょっとしていない」など、現場の社員から集めたネタをドラマにする。

キャスティングのポイント:仕事の動きや言葉遣いにリアリティが必要なため、脚本の段階で社員の監修を入れましょう。社員が本人役で一瞬登場する演出も効果的です。

パターン3. 先輩×後輩の掛け合い

キャラクターの立った先輩と後輩のコンビが、毎回のやり取りで笑いや共感を生むパターンです。キャラクターが定着すると、次の話を楽しみにするフォロワーが増えていきます。

企画例:頼れるけれど少し抜けている先輩と、しっかり者の後輩。立場が逆転するような小さな出来事を、毎回1話で描く。

キャスティングのポイント:2人の掛け合いのテンポが命です。単独の演技力だけでなく、組み合わせたときの相性を確かめて選びましょう。シリーズで長く続けるため、継続して出演してもらえるかも重要です。

パターン4. お客様とのエピソード

お客様とのやり取りを通じて、仕事のやりがいを描くパターンです。接客業やサービス業、営業職など、人と関わる仕事の魅力を伝えるのに向いています。

企画例:クレームを受けて落ち込んだ社員が、後日そのお客様から感謝の言葉を受け取る。

キャスティングのポイント:社員役だけでなく、お客様役にも演技力のある俳優を起用すると、物語の説得力が増します。実在のお客様に出演してもらうのは、負担やトラブルの面からも避けたほうが安心です。

パターン5. 本音ドラマ

仕事の厳しさや大変さをあえて正面から描き、それでも続ける理由で締めくくるパターンです。良い面だけを見せないことで、「それでもやりたい」と思う人に届き、入社後のギャップも防げます。

企画例:家族や友人から「その仕事、大変じゃない?」と聞かれた社員が、仕事を続ける理由を自分の言葉で語る。

キャスティングのポイント:短い尺で感情を伝える必要があるため、表情や間で語れる演技力のある俳優が向いています。中堅やベテランの役柄には、落ち着いた存在感のある俳優を選ぶと、物語に重みが出ます。

採用課題からパターンを選ぶ

・そもそも応募が少ない → 職種あるある、先輩×後輩の掛け合いで、まず会社を知ってもらう

・新卒の母集団を増やしたい → 新人成長ストーリーで「入社後の自分」を想像してもらう

・入社後のミスマッチを減らしたい → 本音ドラマ、お客様とのエピソードで仕事の実態とやりがいを伝える

1つのパターンに絞る必要はありません。アカウントの軸になるシリーズを1つ決め、ほかのパターンを特別回として組み合わせると、飽きられにくくなります。


3. 出演は「社員」か「俳優」か

採用ショートドラマを始めるときに、最初に迷うのが「誰が演じるか」です。社員出演と俳優起用にはそれぞれ強みがあり、目的に合わせて選ぶことが大切です。

比較項目 社員が出演 俳優を起用
費用 出演料はかからない 出演料がかかる(数万円〜)
演技・表現力 ばらつきが大きい 役柄に合わせて安定して演じられる
リアリティ 本物の社員ならではの説得力がある 脚本で職場のリアルを再現する
撮影の負担 本業の時間を使う 社員の負担は小さい
継続性 退職・異動でシリーズが止まりやすい 契約期間中は同じ配役で続けやすい
肖像の扱い 退職後に公開を続けられるか確認が必要 契約で使用範囲と期間を決められる
キャラクターづくり 本人の個性に左右される 求める人物像に合わせて選べる

社員出演が向いているケース

社員の素顔や本物の職場の空気を見せたいときは、社員出演が向いています。ドラマというより、「日常の一コマを少しだけ演出する」程度の動画なら、演技力はそれほど求められません。

ただし、社員にとって出演は本業以外の負担です。出演が半ば強制になっていないか、退職した場合に動画をどう扱うかを、事前にルールとして決めておきましょう。

俳優起用が向いているケース

ストーリー性のあるシリーズを続けたい、キャラクターの魅力でフォロワーを増やしたいときは、俳優の起用が向いています。プロの俳優は、短い尺の中で表情や間を使い分け、見る人の感情を動かす演技ができます。社員の業務時間を使わずに、決まったペースで撮影を続けられるのも利点です。

おすすめは「俳優が主役、社員は本人役」のハイブリッド型

主人公や先輩役などストーリーの軸は俳優が演じ、社員は本人役や「通りすがりの先輩」として短く登場する、という組み合わせもおすすめです。物語の完成度と、本物の社員が映るリアリティを両立できます。社員の出演時間が短いので、本業への負担も抑えられます。


4. バズる採用ショートドラマの企画のコツ

採用ショートドラマで大切なのは、「面白い」と「この会社で働いてみたい」を両立させることです。企画の段階で押さえておきたいポイントを4つ紹介します。

コツ1. 冒頭2秒で「自分ごと」にする

ショート動画は、最初の数秒で見るかどうかが決まります。「入社3日目、名刺の渡し方がわからない」「先輩の『いい感じにやっといて』が一番むずかしい」など、ターゲットが思わず反応する一言や場面から始めましょう。

コツ2. 職種ごとの「あるある」を描く

求職者が知りたいのは、会社の理念よりも「実際にどんな毎日を送るのか」です。営業、エンジニア、販売など、職種ごとのあるあるをドラマにすると、仕事の理解と共感が同時に生まれます。ネタは、社員へのヒアリングで集めるのがいちばんの近道です。

コツ3. 「続きが見たい」終わり方とシリーズ設計

1話完結でも、登場人物と世界観は毎回そろえましょう。「新人の〇〇くん」「頼れるけど少し抜けている先輩」など、キャラクターが定着すると、次の話を楽しみにするフォロワーが増えていきます。週1〜2本など、無理なく続けられる投稿ペースを最初に決めておくことも大切です。

コツ4. 「盛りすぎ」に注意する

ドラマだからといって、実態とかけ離れた職場を描くのは逆効果です。入社後に「動画と違う」と感じさせてしまえば、早期離職につながりかねません。笑いや演出はあくまで味付けにとどめ、仕事の大変さも含めて正直に描くほうが、相性のよい人材が集まります。


5. 予算の目安

採用ショートドラマの費用は、どこまで外部に任せるかと、誰を起用するかで大きく変わります。まずは費用の内訳を知り、自社に合った予算の組み方を考えましょう。

制作費の内訳

費目 内容 費用の目安
企画・脚本 ネタ出し、シリーズ設計、台本の作成 自社で行えば0円、外注で1本数万円〜
撮影・編集 撮影スタッフ、機材、編集、テロップ 1本数万円〜数十万円(まとめ撮りで下がる)
出演料 俳優・キャストへの報酬 下の表を参照
運用 投稿、コメント対応、効果分析 自社で行えば人件費のみ、代行で月数十万円〜

俳優の出演料の目安(撮影1日あたり)

俳優のタイプ 出演料の目安 向いている役
若手俳優・舞台俳優 数万円〜10万円程度 新入社員役、同期役などシリーズのレギュラー
映像作品やSNSで実績のある俳優 10万円〜50万円程度 主人公、物語の軸になるキャラクター
テレビなどで知名度のある俳優 50万円〜 話題づくりを狙う特別回のゲスト

※あくまで一般的な目安です。実際の金額は、拘束時間・公開期間・広告配信の有無・事務所との交渉によって決まります。

※出演料のほかに、交通費やヘアメイク費がかかる場合があります。

採用ショートドラマでは、知名度の高い俳優よりも、役柄に合う若手俳優や舞台俳優をレギュラーとして起用するケースが一般的です。視聴者が求めているのは「有名人」ではなく、「自分と重なる主人公」だからです。

予算を抑える3つのコツ

1. 1日で複数話をまとめて撮る

脚本を3〜5話分そろえてから撮影日を設定すると、俳優の拘束日数とスタッフ費用を大きく減らせます。

2. レギュラーキャストを絞る

主要な登場人物を2〜3人に絞り、社員の本人出演や声だけの登場を組み合わせると、出演料を抑えながら世界観を保てます。

3. 知名度より「役柄との相性」で選ぶ

無名でも、役のイメージにぴったり合う俳優のほうが、視聴者の共感を得やすくなります。

出演料以外にかかる費用の考え方は、企業イベントでタレントを起用するには?費用相場・手配の流れ・よくある失敗まで徹底解説もあわせてご覧ください。


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6. 予算とイメージにマッチした俳優のキャスティング方法

予算とイメージに合う俳優を見つけるコツは、「求める人物像を言葉にしてから、複数の候補を比べる」ことです。ここでは、手配のルートと具体的な手順を紹介します。

6-1. 求める俳優像を言語化する

「爽やかな若手」だけでは、候補を絞れません。次の項目を整理しておくと、事務所への依頼も候補の比較もスムーズになります。

役柄

入社1年目の営業職、面倒見のいい3年目の先輩、少し厳しい課長

見た目の年齢・雰囲気

20代前半に見える、親しみやすい、スーツが似合う

演技のタイプ

コメディの間が取れる、自然体の会話劇が得意

縦型・SNS向けの経験

ショートドラマやSNS動画への出演経験があるか

本人のSNS

本人のアカウントでの告知が必要か、フォロワー数を重視するか

出演のペース

単発か、月2回の撮影を半年続けるシリーズか

6-2. 手配ルート4つの比較

比較項目 制作会社にまとめて任せる 芸能事務所に直接 自社でオーディション CAST+(キャスタス)
向いているケース 企画から撮影・運用まで任せたい 起用したい俳優が決まっている 時間をかけて一般から広く探したい 予算内で、イメージに合う俳優を比べて選びたい
費用 制作費に出演料・手数料が含まれる 出演料のみ 出演料+募集・審査の工数 登録・利用ともに無料(出演料のみ)
人選への関与 制作会社の提案から選ぶ 事務所の所属者から選ぶ 自社で決められる 自社で条件を決めて比べられる
候補の幅 制作会社のネットワーク次第 その事務所の所属者のみ 応募者次第 審査済みの事務所を横断して探せる
担当者の工数 少ない 事務所ごとの連絡で多い 募集から審査まで多い 少ない(やり取りはチャットで一元管理)

制作をすべて任せたいなら制作会社、起用したい俳優が決まっているなら事務所への直接連絡が向いています。一方で、「脚本や撮影は自社や制作会社で進めるが、キャストは自分たちのイメージで選びたい」という場合は、条件で俳優を探して比べられるマッチングプラットフォームが効率的です。

6-3. キャスティングの5ステップ

ステップ① 役柄と条件を決める

6-1で整理した人物像に加え、撮影日程、拘束時間、報酬、公開媒体と期間を決めます。シリーズの場合は、何話分・何か月分の撮影かも明確にしておきましょう。

✅ ステップ①のチェックリスト

□ 役柄ごとに人物像を書き出したか

□ 撮影日程と拘束時間を決めたか

□ 出演料の上限を決めたか

ステップ② 複数の候補を集める

1人に絞って打診すると、スケジュールが合わなかったときに企画が止まります。1つの役につき2〜3名以上の候補を集め、比べられる状態にしましょう。

✅ ステップ②のチェックリスト

□ 1つの役につき2〜3名以上の候補がいるか

□ 候補ごとの出演料と条件を一覧で比べられるか

ステップ③ 宣材写真や過去の出演作でイメージを確かめる

写真だけでは、話し方や間の取り方まではわかりません。過去の出演動画やSNSでの発信を見て、縦型の画面での映り方や声のトーンを確かめましょう。必要に応じて、短いオンライン面談や演技の確認を依頼するのも有効です。

✅ ステップ③のチェックリスト

□ 動画で話し方や表情を確認したか

□ 他の出演者や社員と並んだときのバランスを想像できるか

ステップ④ 条件をすり合わせる

報酬、撮影日、公開媒体と期間、広告配信の有無、本人SNSでのシェアなど、採用ショートドラマならではの条件を伝えて合意します。

✅ ステップ④のチェックリスト

□ 公開媒体と期間を伝えたか

□ 広告として配信する可能性を伝えたか

□ 続編への出演の可能性を伝えたか

ステップ⑤ 契約し、撮影に臨む

合意した内容を書面に残し、撮影日の流れと台本を事前に共有します。初回の撮影後に、続編に向けた日程の相談を早めに始めておくと、シリーズを途切れさせずに済みます。

✅ ステップ⑤のチェックリスト

□ 合意内容を書面に残したか

□ 台本と当日の流れを事前に共有したか

6-4. 契約で確認すべきこと

採用ショートドラマは、公開後も長く使われるコンテンツです。次の項目は、打診の段階で必ず確認しておきましょう。

・公開媒体と期間:TikTok、Instagram、YouTube、採用サイトなど、どこに何年掲載するか

・広告配信の有無:自然投稿だけか、広告としても配信するか(広告配信は別の条件になることが多い)

・続編への出演:シリーズとして続ける場合の出演の継続や、撮影日程の確保

・本人SNSでのシェア:俳優本人のアカウントで告知や共有をしてもらうか

・競合NG:同業他社の広告や採用動画への出演の扱い

・公開終了後の扱い:期間が終わったときに、動画を削除するか、非公開にするか


7. 採用ショートドラマでよくある5つの失敗

採用ショートドラマならではの落とし穴を、よくある失敗と対策の形で紹介します。

失敗1. 社員主演のシリーズが、本人の退職で止まった

状況:人気が出始めたシリーズの主演社員が退職し、続編がつくれなくなった。公開済みの動画をどう扱うかでも社内が迷った。

対策:シリーズの軸になる役は俳優に任せ、社員は本人役などの短い出演にとどめると、退職や異動の影響を受けにくくなります。社員が出演する場合は、退職後の動画の扱いを事前に決めておきましょう。

失敗2. 俳優のイメージが会社の雰囲気と合わなかった

状況:見た目の印象だけで俳優を選んだところ、「この会社の人っぽくない」というコメントが目立った。

対策:写真だけでなく、動画で話し方や雰囲気を確かめてから選びます。社員へのヒアリングで「うちの会社らしい人」のイメージを言葉にしておくと、人選のずれを防げます。

失敗3. 広告配信への転用を契約に入れていなかった

状況:反響のよかった動画を広告として配信しようとしたところ、契約の範囲外にあたり、追加の費用と交渉が必要になった。

対策:広告として配信する可能性が少しでもあれば、最初の打診で伝えておきます。自然投稿と広告配信では、出演料の考え方が変わることがあります。

失敗4. 演出を盛りすぎて、入社後のギャップを生んだ

状況:明るく楽しい職場ばかりを描いた結果、入社した社員から「動画と違う」という声が出た。

対策:仕事の大変さや地道な業務も、物語の中で正直に描きます。脚本を現場の社員に見てもらい、「盛りすぎていないか」を確認する工程を入れましょう。

失敗5. 続編のときに同じ俳優のスケジュールが押さえられなかった

状況:第1弾が好評で続編をつくることになったが、主演俳優のスケジュールが埋まっており、配役を変えざるを得なかった。

対策:最初の契約の段階で、続編の可能性と想定時期を伝えておきます。撮影は数話分をまとめて行い、次の撮影日も早めに相談しておくと安心です。


8. CAST+で採用ショートドラマのキャストを探す

CAST+(キャスタス)は、審査済みの芸能事務所とキャスティングを行う企業をつなぐ、エンタメ業界特化型のマッチングプラットフォームです。一般企業も審査を経て直接登録でき、登録・利用は無料です。知名度よりも「役柄に合うかどうか」が大切な採用ショートドラマでは、条件で俳優を探して比べられる仕組みが役立ちます。

採用ショートドラマでの2つの使い方

使い方 向いているケース 採用ショートドラマでの例
案件を掲載してエントリーを待つ 役柄と撮影日程が決まっていて、幅広く候補を集めたい 新入社員役・先輩役のレギュラーキャスト
条件で検索してオファーする 年齢感や雰囲気など、求める人物像がはっきりしている 物語の軸になる主人公、特別回のゲスト

事務所とのやり取りは、CAST+内の専用チャットで一元管理できます。複数の役を同時に募集しても、連絡が散らばりません。初めてで使い方が分からない場合も、運営事務局の無料サポートを受けられます。

そのまま使える!採用ショートドラマの案件掲載記入例

案件を掲載するときに入力する必須項目は、次の8つです。採用ショートドラマのレギュラーキャストを募集する場合の記入例を紹介します。

案件タイトル

採用SNS用 縦型ショートドラマの新入社員役(シリーズのレギュラー)

募集する役柄・応募条件

IT企業の入社1年目の営業職を演じていただける方。20代前半に見え、親しみやすくコメディの間が取れる方を希望。1話30〜60秒、1回の撮影で4話分を収録。TikTok・Instagram・YouTube・採用サイトで1年間公開予定(広告配信の可能性あり)。続編への出演も相談させてください

募集人数

1名

性別

性別問わず

日時

11月〇日(水)10:00〜17:00(撮影4話分。以降、月1回程度の撮影を予定)

集合場所(イベント会場)

東京都内の弊社オフィス(撮影場所)

報酬(税抜記載)

1回の撮影につき〇万円(税抜・交通費別途)

選考方法

オーディション有(オンライン面談)

記入例のポイントは、公開媒体・期間・広告配信の有無と、続編への出演の可能性を「応募条件」に書いておくことです。シリーズとして続けたい採用ショートドラマでは、最初に条件を示しておくことで、長く一緒に取り組める俳優と出会いやすくなります。


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9. まとめ

採用SNSのショートドラマ化は、知名度で大手に負けがちな企業にとっても、求職者との接点を広げるチャンスです。この記事のポイントを振り返ります。

・ショートドラマは「続きが気になる」ストーリーで、求職者に最後まで見てもらい、フォロワーとして育てられる

・企画は「新人成長」「職種あるある」「本音ドラマ」などの型から、自社の採用課題に合うものを選ぶと考えやすい

・社員出演は本物のリアリティ、俳優起用は物語の完成度と継続性が強み。俳優が主役、社員は本人役というハイブリッド型もおすすめ

・予算を抑えるには、まとめ撮りとレギュラーキャストの絞り込み、知名度より役柄との相性で選ぶことが近道

・公開媒体・期間・広告配信・続編の可能性は、最初の打診で伝えておく

「採用アカウントを、もっと見てもらえる場所にしたい」と考えたら、まずは主人公をどんな人物にするかを言葉にするところから始めてみてください。CAST+なら、役柄と条件を掲載するだけで、イメージに合う俳優の候補が芸能事務所から集まります。


10. FAQ

Q1. 無名の俳優でも、採用ショートドラマはバズりますか?

A. バズる可能性は十分にあります。ショートドラマで見られているのは、出演者の知名度よりもストーリーと共感です。役柄に合った俳優を起用し、ターゲットの「あるある」を描くことが大切です。

Q2. 社員と俳優が共演しても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。むしろおすすめの組み合わせです。俳優が物語の軸を担い、社員は本人役で短く登場すると、完成度とリアリティを両立できます。社員の出演は、本人の同意を得たうえでお願いしましょう。

Q3. 1話あたりの制作費はどのくらいですか?

A. 自社でどこまで担うかによって大きく変わります。撮影・編集を外注する場合は1本数万円〜数十万円が目安で、ここに出演料が加わります。数話分をまとめて撮影すると、1話あたりの費用を抑えられます。

Q4. 撮影は何日あれば足りますか?

A. 1話30〜60秒程度であれば、1日で3〜5話分を撮影できることが多いです。事前に脚本をそろえ、撮影場所を1か所にまとめると効率よく進められます。

Q5. 公開した動画を広告に使えますか?

A. 事前に出演者側と合意していれば使えます。自然投稿と広告配信では条件が変わることが多いため、広告に使う可能性があれば最初の打診で伝えておきましょう。

Q6. 俳優本人のSNSでシェアしてもらえますか?

A. 依頼できる場合があります。ただし、本人のアカウントでの告知は出演とは別の条件として扱われることがあるため、投稿の有無や回数を含めて事務所と相談しましょう。

Q7. シリーズを続ける場合、同じ俳優に出演し続けてもらえますか?

A. 契約で継続の意向を伝えておけば、続けて出演してもらいやすくなります。最初の打診で続編の可能性と想定時期を伝え、撮影日程を早めに相談しておくことが大切です。

Q8. 脚本や撮影も自社でやるべきですか?

A. 社内に企画や動画編集の担い手がいれば、自社で進めることも可能です。初めての場合は、脚本と撮影は制作会社に依頼し、キャストは自社のイメージで選ぶ、という分担も現実的です。

Q9. どのSNSに投稿するのがいいですか?

A. ショートドラマの視聴ではTikTokが最も多く使われていますが、ターゲットによって最適な場所は変わります。同じ動画をTikTok、Instagramのリール、YouTubeショートに投稿し、反応を比べるのがおすすめです。

Q10. CAST+は一般企業でも使えますか?

A. はい。一般企業も審査を経て直接登録でき、登録・利用は無料です。案件を掲載すれば、条件に合う俳優を抱える芸能事務所からエントリーが届きます。初めての方でも、運営事務局の無料サポートを受けられます。


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出典一覧
コマースピック「ショートドラマの認知度9割超え、視聴媒体はTikTokがトップに!」(株式会社CREAVE・ガイアックスの調査)

【ご注意事項・免責事項】

※本記事は2026年10月時点で公表されている各種市場調査データおよび公開情報をもとに、記事執筆者・CAST+編集部が作成した情報提供コンテンツです。

※紹介している費用目安や出演料相場は一般的な傾向を示すものであり、実際の契約条件(撮影日数・拘束時間・配信媒体・広告転用有無等)により異なります。

※実際の採用動画制作や俳優契約・社員の肖像権利用にあたっては、必ず所属事務所または専門窓口・法務担当へご確認の上、ご自身の判断で行ってください。